毎週火曜日 午後のみ
*祝祭日、ショーサンプラザ定休日は休診となります
メタボリックシンドロームの略で、内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常症のうち2つ以上を併せ持つ状態のことをいいます。
BMIをご存知ですか? 体重(kg)を身長(m)で2回割った数値のことで、肥満か痩せかを数値で示す指標の一つです。
やや太めが一番長生きする、という説もありますが、それでもやっぱり、肥満は体に良くありません。下記のとおり、実に様々な合併症を引き起こすのです。
肥満には2種類あります。内臓脂肪型と皮下脂肪型です。
このように見た目である程度見分けがつきますが、腹囲とBMIを測定することでどちらのタイプの肥満なのかをより正確に判断することになります。
脂肪細胞(アディポサイト)は様々な生理活性物質(アディポサイトカイン)を分泌します。
アディポサイトカインには、体にとって良い作用をするもの(善玉アディポサイトカイン)もあれば、悪影響を及ぼすもの(悪玉アディポサイトカイン)もあります。
小型の脂肪細胞は善玉アディポサイトカインを分泌していますが、肥大化すると善玉の代わりに悪玉アディポサイトカインを分泌するようになります。とくに内臓脂肪は悪玉アディポサイトカインの分泌器官とも言える諸悪の根源なのです。
内臓脂肪型肥満は、インスリンの効果を妨げることで糖尿病を発症させ、脂質代謝障害をもたらし、さらには高血圧の発症にも関与しています。そしてこれら3つの合併症(糖尿病、脂質異常症、高血圧)は、いずれも動脈硬化の危険因子でもあるのです。
内臓脂肪型肥満と動脈硬化の危険因子を併せ持つメタボは、脳血管障害や心筋梗塞といった動脈硬化性疾患の重大なリスクファクターなのです。
さっそく判定してみましょう。
腹囲を測定します。
起立した状態でおなかの力を緩めましょう。軽く息を吐いたところで、臍の高さで測定します。
男性85cm以上、女性90cm以上の腹囲は、内臓脂肪面積が100cm²に相当すると言われています。ちなみに、内臓脂肪面積とは腹部CT検査で割り出される数値で、画像上、脂肪の面積が100cm²以上の場合を「内臓脂肪過多」としています。
当院ではCT検査ができないので、代わりに腹囲とBMIで内臓脂肪過多がないかどうかをチェックします。
さて、判定です。
…いかがでしたか?
内臓脂肪型肥満、あるいは、かくれ内臓脂肪過多と判定された方は、
是非一度当院のメタボ外来を受診してみてください(要予約)。