2020年春から世界中に蔓延した新型コロナウイルス。本作は新型コロナウイルスに罹患した主人公が自らの体内に潜入して免疫細胞達と連携し難敵に立ち向かう、というファンタジー仕立ての医学情報ドラマです。ファンタジードラマを通じて、免疫システムやウイルスの増殖メカニズム、そして治療法について、基礎的な理解が得られるように制作していきたいと思っています。
現在、本作の続編の制作を開始すべく準備中です。これを機会に是非チャンネル登録をして、新作をお見逃しなく!
【注意】このページに掲載されている漫画動画は全て音声つきです。ご視聴の際は、音声ボリュームに十分注意してください。
第1話「ようこそ!ミクロの世界へ」
2021年のある日、サラリーマンの山井克也は新型コロナに感染してしまった。当時の新型コロナウイルスは強毒性で、まだワクチンも満足な治療薬も開発されていなかった。だが、彼の体内では免疫細胞達がまだ新型コロナの危険性を十分に把握していなかった。肺炎になり、意識朦朧となった山井克也は、数日の時間を遡って自らの体内へ潜入、免疫細胞達に恐ろしい敵が来襲しつつあることを伝えるが…。 #免疫細胞 を擬人化し、ウイルスと戦う免疫のメカニズムをファンタジードラマを通じて紹介します。かなり難しい内容も含まれますが、漫画動画なので、勉強と思わずに楽しくご視聴いただければ幸いです。
第2話「自然免疫 始動!」
従来のコロナウイルスの来襲を受けたときの戦いぶりを再現する免疫細胞達。まず マクロファージや蝙チューチュー(好中球)、樹状細胞達がウイルスを退治しようとするが、敵の増殖スピードが凄まじく、戦況は劣勢となっていく。そのとき、 ウイルスの食べかすを掲げた樹状細胞の一匹がリンパ管につながる洞穴に入っていった。いったいどこへ行こうとしているのか? 今回のお話は、未知の病原体が侵入した際、まっさきに対応する自然免疫をメインに進行していきます。動画の中ではちゃんと語りませんでしたが、マクロファージや好中球、樹状細胞などは、自然免疫と呼ばれるシステムを構成する細胞達です。
第3話「プラズマガールの必殺技」
今回はいよいよ「 獲得免疫 」のメンバーが大活躍するお話です。獲得免疫とは、かつて襲来を受けた抗原をしっかりと記憶しておいて、再襲来の際には敏速に対応する免疫のことで、脊椎動物以降に備わった非常に強力な防御システムです。獲得免疫の主なメンバーはヘルパーT細胞 、B細胞 、そしてキラーT細胞 の3人。ヘルパーT細胞が戦いの指揮を執り、B細胞が抗原どもを一網打尽にする非常に強力な武器・抗体を撃ちまくります。抗体に備わった優れた3つの効果についてもわかりやすく解説します!
第4話「後始末はキラーズにお任せ」
脊椎動物から有するようになった獲得免疫。その主役を演じるのは非常に優れた飛び道具・抗体を駆使するB細胞だ。 だが、抗原が細胞内に入り込んでしまうと、抗体の効力が及ばなくなる。 そんなとき感染した細胞をまるごと消滅させることで感染拡大を防ぐ細胞がいる。それがキラーT細胞だ。 キラーT細胞は、感染した細胞がどれか、目印を頼りに探していく。 ところが、ウイルスはその目印を隠してしまうことがある。そんなときはいかにキラーT細胞と言えども、感染細胞を処理することができないのだ。 そこへ現れたのは…ゴリラ?!
第5話「新たな戦いの始まり」
いよいよ現れた新型コロナ! ヘルパーT総帥は余裕たっぷりで抗原チェックをするが…新型コロナを認識することができない! B伝道師もキラーT伝道師もチェックエラーを起こす。ついにはヘルパーT総帥の制止を振り切ってB伝道師が抗体を発砲してしまうが… 本編は今回をもって終了しますが、物語はまだ序盤にすぎません。今後の展開は第2部で描きます。